業務の自動化を考える
MakeとZapierの違い|無料枠と処理の数え方を業務条件で比べる
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表の新着をSlackへ知らせ、通知済みを記録したい方へ。MakeとZapierは、無料枠の数字だけで優劣を決められません。つなぐ処理、通知まで待てる時間、費用の数え方をそろえて比べます。メールで気づければ足りる方や、今の手作業で困っていない方は、ツールを増やさない選択もできます。
比較するのは、同じ業務を同じ条件で動かしたときの違いです。無料枠の数字だけで選ばず、必要な処理と利用条件をそろえます。日本語の料金ページがあることと、設定画面や問い合わせ対応が日本語で利用できることも分けて考えましょう。比較表を使い、自分の条件で何を追加確認するかを整理します。
比較表
| 見る点 | Make | Zapier |
|---|---|---|
| 無料枠の単位 | Freeは1,000 credits/月 | Freeは100 tasks/月 |
| 無料枠の構成 | 同時に有効にできるシナリオは2つまで | トリガー1つ+アクション1つ。Zapの本数は無制限 |
| 定期確認の間隔 | スケジュール実行はFree最短15分、Core最短1分 | ポーリングはFree15分、Professional2分。即時型は別 |
| 複数の処理 | 通知と記録の消費も数える | Professionalにmulti-stepの記載 |
| 日本語で読む情報 | 今回の確認先は英語資料 | 公式の日本語料金ページあり |
| 管理画面・有人対応の日本語範囲 | 今回は未確認 | 今回は未確認 |
無料枠・Makeの実行間隔は2026年9月26日、Zapierのポーリング間隔は9月25日の公式資料に基づきます。管理画面やサポートの日本語対応は別の確認事項です。有料額は利用量・支払周期・通貨・税をそろえ、Zapierの料金の見方も参照してください。
条件と注意
このページの仕事は、フォームから表への保存、新しい行の確認、Slackへの通知、表への記録、担当者の返信です。フォームから回答表への保存はGoogle側の標準機能を使います。比較するのはその後の連携部分です。返信の内容まで決めてくれるツールとしては紹介していません。
最初に、Googleフォームの標準メール通知で目的を満たせるか考えます。Slackへ知らせる必要があり、送る項目と通知先を毎回同じルールで決められる場合に、複数サービスをつなぐ方法を検討します。件数が少ない、接続権限を認められない、保守する人を置けない場合は、手作業を続けることも妥当です。
単位が違う数字を、そのまま比較しない
Makeの通常の非AI処理は1 operationが1 creditです。新しい行の監視は確認1回を数え、通知や行の更新は受け取ったデータごとの実行回数を数えます。一方、Zapierの課金単位はtaskです。どちらも問い合わせ1件が常に1単位になるわけではありません。
Zapierのタスク計測ヘルプ(2026年8月21日更新)では、トリガーとポーリングは0タスク、通常の課金対象アクションは成功1回につき1タスクです。この説明に従えば、「行追加の検知→Slackへの通知1回」だけなら、通常は通知成功1件で1タスクです。ほかの課金対象処理や再実行がなければ100件で100タスク、という計算例です。実測ではありません。
ただし、公式タスク単価表は標準ステップの説明にトリガーも含めており、資料間の不一致は残ります。上の例はヘルプのルールを当てはめた計算で、実際の請求量の確定ではありません。AI・コード実行には別の計上条件があり、Sub-Zapの説明にも不一致があります。
同じ仕事を分けて書くと、確認点が見える
説明用の例として、月100件をSlackへ通知し、各行に通知済みを記録するとします。必要な仕事は通知100回と記録100回です。Makeを30日間・24時間・1時間おきに動かす仮定なら、確認720回を足して920 creditsという計算になります。初回テスト、再実行、別の連携、ID付与などの追加処理は除いた例で、実測ではありません。
この例では、Slack通知だけでなく表への記録も必要です。通知だけの1タスク例と同じ構成ではありません。起点の後に通知・記録をつなぐ構成を、Freeの2ステップと混同しないでください。実際に使う処理と実行履歴を照合してから、必要なプランと枠を判断します。
同じGoogle Sheetsでも、起点の種類をそろえる
両社の公式連携ページには、Google Sheetsの行追加からSlackへメッセージを送る処理が掲載されています。Makeは「Watch New Rows→Send a Message」、Zapierは「New Spreadsheet Row→Send Channel Message」です。実接続の動作を検証したものではありません。
Zapierの通常の「New Spreadsheet Row」はInstant(即時型)、Team Drive用はPolling(定期確認型)と表示されています。15分という値はFreeのポーリング型の条件です。起点の名前と表の保存先をそろえて比べ、通知までの実際の時間は試験で確かめます。
費用以外にそろえる条件
最短間隔が短いことは、即時に届く保証ではありません。許容できる遅れを業務側で決め、稼働させる時間帯もそろえます。接続を許可できるか、通知先にどの情報を送るか、止まったときに誰が見るかも比較条件です。Slackへの送信後に表の更新が止まる場合を考え、再実行する前に両方の記録を照合する担当者を置きます。
次の一手
標準のメール通知や今の手作業で足りるなら、その方法を続けて構いません。通知先、待てる時間、実際の月の件数、接続許可、失敗時の担当者を整理し、小規模に試す範囲を決めましょう。
既存の利用者は、今のアカウントで契約条件を確かめてください。紹介リンクのためにアカウントを作り直す必要はありません。料金を読むことと、実際の接続や有料契約を決めることは別です。
出典・確認日
- Makeの料金・利用条件(2026-09-26再確認)
- Makeのcredits(2026-09-25確認)
- Makeの処理回数(2026-09-25確認)
- Zapierの料金・利用条件(2026-09-26再確認)
- Zapierの日本語料金ページ(2026-09-25確認)
- Zapierのタスク単価表(2026-09-26再確認)
- Zapierのタスク計測ヘルプ(2026-09-26再確認)
- MakeのGoogle SheetsとSlack連携(2026-09-26確認)
- ZapierのGoogle SheetsとSlack連携(2026-09-26確認)
- Googleフォームの回答とメール通知(2026-09-25確認)
業務例は説明用の設計例です。実アカウントでの接続、消費量、時間削減、導入成果は未検証です。対象読者の需要も調査済みの事実ではありません。